■募集概要
昨今、アカデミー賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』やNetflixの『イカゲーム』を始めとして、実写の業界では韓国の作品が世界的な大ヒットを記録するということが起きています。
しかし日本の実写作品は、『ゴジラ』のような既存の強力なIP(知的財産)を利用した作品を除き、ほぼすべての作品が国内市場だけをターゲットにした作品になっており、収益的にも予算的にも苦しい状況にあります。
私は、日本も海外市場に向けた作品を作っていかなければ、10年後、20年後には実写作品を作れなくなるという強い危機感を抱いています。
日本の漫画やアニメ作品が世界で受け入れられているように、世界に通用するオリジナル作品を作り出すことは、実写の業界でも必ずできるはずなのです。
これまでそこを目指して活動をして来ましたが、自分一人が出せるアイデアには限界があります。そこで思い至ったのが、ハリウッドで採用されている【ライターズルーム方式】と呼ばれる脚本の執筆方法です。この【ライターズルーム方式】というのは、4〜8人程度のチームでアイデアを出し合い、優れた脚本を開発する制作フローです。
この【ライターズ・ルーム】のメンバーを募集したいと思います。
経験や実績は不問です。とにかくやる気があって、映画が好きな方を求めています。
「世界的なヒットコンテンツを作りたい!」
この想いに賛同し、共に大きな夢を目指せる仲間を募集します。
■ライターズルームとは?
主にハリウッドで採用されているチームで脚本を執筆する制作フロー。1チームの人数は4名ほどの小規模のものから8名ほどのものまで様々です。
チームでアイデアを出すことで、一人では出せない優れたアイデアを集めることが可能になるだけでなく、セリフが得意な人にはセリフだけを書いてもらったり、構成を作るのが上手な人には構成を作ってもらったり、コメディが得意な人にはコメディの部分だけを書いてもらったりといった適材適所の人材配置を行うことで、良質な脚本を作り出すことが可能になります。
このライターズルーム方式で最も重要になるのが、【ショーランナー】と呼ばれる【責任者】の存在です。【ショーランナー】は脚本のクオリティの全責任を負い、方針を示し、メンバーの得意なことを見極め、適材適所の人材配置を行います。そして最終的には、この【ショーランナー】が脚本を完成させます。
今回のライターズルームでは、 映画『カラダ探し』 の企画プロデューサーでもある原祐樹が、この【ショーランナー】を務めさせて頂きます。私の制作経験の中で得た知識や経験を皆様にお教えし、皆様と一緒に世界に通じる優れた脚本を開発したいと思っています。
■参加内容
週一回程度で行われる打ち合わせに参加(リモートも可能)して頂き、アイデア出し等をして頂きます。
また、打ち合わせだけでなく、プロットや脚本の執筆、リサーチ等、実際の脚本開発についてもご参加頂きたいと思います。
■参加者のメリット
脚本開発のノウハウを提供させて頂き、経験を積んで頂くことができます。
■応募条件
①映画が好きな方
②とにかくやる気のある方
③脚本執筆の経験は不問ですが、どの本でも構いませんので、ハリウッド式の脚本術の本を1冊でも読んでいる方が望ましいです。ただしまだ読んでいない方でも、チームに入る前に読んで頂ければ問題ありません。脚本の執筆方法はライターズルームの中でお教えします。
■募集人数
4〜8名程度
■募集期間
一次募集〆切:2024年10月31日24:00まで
二次募集〆切:2024年11月30日24:00まで
※その後も随時募集は行いますが、人数次第では募集を締め切る可能性もございます。
■プロジェクト開始時期
11月開始予定。応相談。
■報酬
大変申し訳ないのですが、ライターズルームへのご参加およびそこでの脚本の開発に関して、報酬はお支払いできません。
ただし、参加した脚本が映画作品として実現し、当該脚本の利用に関わる対価を得られた場合には、その対価の中から、貢献度に応じた対価(別途貢献度を勘案のうえ指定させて頂きます)をお支払いさせて頂く場合がございます。 最初の段階では、インターンシップのような、経験と実績を作って頂くチャンスだとお考え頂けますと幸いです。
■選考フロー
下記の提出物にて、一次選考をさせて頂いた後、リモートにて簡単な面談をさせて頂き、選考させて頂きます。
■提出物
①アンケート
以下の簡単なアンケートにお答え頂きます。
・志望理由(あなたの夢やプロジェクトに参加する目的を教えて下さい。かしこまったものでなくて構いません)
・好きな映画10本
・好きなドラマ10本
・好きな小説(もしあれば思い付くだけ教えて下さい)
・速読の技術を持っていますか?(こちらは必須条件ではありません)
②三幕構成分析
アンケートであなたが書いた「好きな映画10本」の中から1〜3本(自信があれば1本だけで大丈夫です)を選び、三幕構成を意識して脚本を分析してみて下さい。
どこまで詳細に分析するかはお任せしますが、最低限「ACT1」「プロットポイント1」「ACT2」「ミッドポイント」「プロットポイント2」「ACT3」「セントラルクエスチョン」の内容がどうなっているかは記述して下さい。
テストではないので、初めての方も勉強だと思ってチャレンジしてみて下さい。
三幕構成が全くわからない方は、ネットで調べるだけでもわかりやすくまとめている記事があるので、自分で探して勉強してみて下さい。
【提出フォーマット:Word、PDF】
③(今までに書いたものがあれば)脚本
※なければ提出不要です。
【提出フォーマット:Word、PDF】